【群馬・太田】クラシカルなフォトウェディングを終えて感じたこと”ロイヤルチェスター太田”
いつもS&CFILMをご利用いただき、ありがとうございます。
自分のフォトウェディングを撮影してきてのレポートと感じたことをまとめていこうと思います。
こんなに赤裸々に描いて良いものかは分かりませんが、せっかくの機会なので、綴っていきます。
私たち夫婦は結婚式をやらずにフォトウェディングをしようと話し合いをして決めました。
それはなぜかと思いますよね。
私自身、結婚式の撮影をしていて、結婚式をすごく大切にしていて、結婚式はあげた方が良いと思っています。
ですが、私は家族と仲良くありません。
詳しい話は端折りますが、うまく折り合いがつかなくなり、離散する形になってしまいました。
妻の方は家族は大の仲良しで、家族みんなで食事に行くこともしばしばあります。
すごく、賑やかで、和やかな家族愛溢れる家庭です。
結婚式を挙げようと思うと、『両家揃ってないと』と意識してしまうものです。
今の結婚式を挙げている年齢層の方々は型にハマらない結婚式の情報が入ってくるので、
そこに対して、否定的な意見は少ないと思います。
ですが、親御様の世代の方々は、ちょうど昭和の華やかな結婚式を挙げてきた方が多いので、
両家が揃ってないとと見栄えも気にすることが多いと思います。
そこに付随して、私も妻も友人関係が似ていて、少なく深く親交を深めるタイプなんです。
なので、大きい会場で少人数を呼ぶということに抵抗感があり、
結婚式はあげなくても良いという結果になりました。
結婚式はあげない代わりに、こだわったフォトウェディングを撮影したいと思い、
『佐伯エリ』さんに相談させて頂いて、プロデュースしていただくことになりました。
佐伯エリさんは群馬在住のフリープランナーさんで、NHKの[プロフェッショナル 仕事の流儀]で特集を受けた方です。
佐伯さんのHPとInstagramも宜しければご覧ください。
佐伯さんとの打ち合わせでは心から寄り添っていただきました。
自分たちがどんな人なのか?やりたいことはなんなのか?どんな思いがあるのか?本質的に何に価値観を持っているのか?
様々なことを引き出してもらい、私たちがどんなことがしたいのかを噛み砕いて、理解し、提案をしてくれました。
そんな私たちのコンセプトは【クラシカルフォトウェディング】
妻が和装よりもドレスが着たいとの要望があり、そもそもウェディングドレスの歴史などを考えた時に
英国のロイヤルウェディングやキリスト教のことなどを考えました。
カトリック派の教会の大聖堂をお借りして撮影しようかとの案も出ましたが、挙式をしないと貸せないとのお話しでしたので
そこで佐伯さんが提案してくれた会場様が”ロイヤルチェスター太田”様でした。
ここの会場様は1870年代にイギリスにあった教会のステンドグラスや調度品を使った大聖堂があり、
大聖堂の雰囲気、空気感や内装の作り込みなどに惚れてここに決めました。
クラシカルがメインテーマとしたのでドレスやタキシードもテーマに合うように決めたいと佐伯さんに相談させていただき、
ドレスはレンタル、タキシードは仕立てることになりました。
ドレスはイノセントリー東京様にてレンタルさせていただきました。最初は[襟付き・袖付き]が良いと妻が言っていましたが、4着ほど着させて頂き、クラシカルかつ妻に似合うスタイルのものを選びました。
このドレスを着た際に佐伯さんもドレスの担当者さんも私も満場一致で『これ!!!!』ってなりました。
半袖付きのドレスでトレーンの広がりがとても綺麗で後ろ姿が綺麗に写りそうでイメージにも合いました。
タキシードは群馬県前橋市にある[miyama]様で仕立てて頂きました。
店主の小暮さんは気さくでユーモラスな方で奥様との掛け合いがまた面白い、そんなお店です。
ですが、スーツへの思いは熱く、いい意味で変人な方です。
こちらの意図を汲みながら提案してもらい、良いタキシードを仕立てることができました。
黒のタキシードより濃紺のイメージを持っていたので、ミッドナイトブルーの生地をメインに仕立ててもらい、
ベストはグリーン調の生地にして差し色に持っていいました。小物もそれに合わせてグリーンにしました。
個人的により気に入っている部分が裏地で、ウイスキー柄にしました。
妻がウイスキーが好きなこと、表はしっかりしているから裏ぐらいふざけても良いかなと。
せっかくのお気に入りポイントなので、しっかり写真も撮ってもらいました笑
ブーケは佐伯さんにお願いをして、妻の好きな牡丹の花をメインにしたアーティフィシャルフラワーのブーケとブートニアを作って頂きました。
白い牡丹の花はすごく可愛さと綺麗さを持つブーケになっていて、すごく好みの物になりました。
指輪は手作りの指輪で結婚指輪を作りました。
自分たちで金槌で模様をつけながら自分たち専用のリングが作れてすごく嬉しかったです。
今回のクラシカルなフォトウェディングの撮影をお願いしたのは『marlgrafica』の享丸桂大さん
享丸さんのことは佐伯さんからご紹介をいただきました。
今、カジュアルな写真を撮れるフォトグラファーはたくさんいますが、クラシカルな写真も撮れるフォトグラファーは少ないです。
享丸さんはしっかりも撮れるし、シンプルな写真も撮れる素晴らしいフォトグラファーです。
フォトグラファーとしての光へのこだわり、ポージングへの配慮、そして何よりもより良いものを撮影しようという想いが伝わってきました!
撮影はブライズシーンから撮影スタートです。
クラシカルな雰囲気にマッチしてい素敵に撮っていただけました。
館内も豪華な装飾が施せれていて、お城の中のイメージです。
季節がハロウィンだったので、カボチャなども飾られていました!
外観はまさにお城でした。
隣にはびっくりドンキーがあって、当日は食事抜いていたのでお腹が減ったことを覚えています。
当日は秋晴れで青空も出ていて最高の天気でした!
もう最高な後ろ姿ですよね。
これをイメージしてこのドレスを選んだと言っても過言ではありません。
バンケットではUQモバイルのCMかなってほどの作り込みがあってすごく好きな場所でした。
この雰囲気が雰囲気が “ザ・クラシカル”でイメージ以上の完成度になりました。
このあとは大聖堂での撮影になるのですが、ここで佐伯さんからの粋なサプライズがありました。
結婚式を諦めた私たちに佐伯さんが証人になってくれ挙式をしてくれたのです。
佐伯さんがベールダウンをしてくれ、いざ入場。
大聖堂に入ると大きなステンドグラスがお出迎えしてくれ、歴史も感じられるような重く神聖な空気感を感じながら祭壇へ。
さらにサプライズがあり、妻が手紙を書いてきてくれて、読んでくれました。
すごく嬉しくて泣いてしまいました。
普段なら些細な隠し事さえバレちゃう妻なのに、私は気づくことなく本当にびっくりでした。
佐伯さんからの誓約を交わし、指輪交換をし、ベールアップ・キス
これまで入籍をしたり苗字が変わったりして結婚した事実はあったけど、『はい、誓います。』と言ったときに改めて結婚の実感が湧きました。
本当にこの人を幸せにするんだと強く感じ、これが皆さんが言うケジメなのかなと思いました。
挙式を終えてフォトウェディングを再開しました
立ち姿を撮影するときにカメラの先で泣いている佐伯さんを見てさらに泣きました。
◆自分たちのフォトウェディングを終えて感じたこと
フォトウェディングをする中で自分の過去や家庭を振り返って感じたことは自分は暖かな家庭が欲しかったんだなってことです。
自分の過去を反面教師にして、撮影をした家庭は暖かな家族になってほしいし、
暖かな瞬間を一組でも多くの家庭を撮りたくて独立したし、すごく暖かな感情が生まれる結婚式が大切なんだなと。
だからこそ、写真を通して暖かな気持ちを思い返して欲しくて撮影しているんだなと。
自分のことを理解してくれ、支えてくれる、すごく大切な人ができたから、支えていきたい、この人となら暖かな家庭を築いていけると思います。
改めて、これまで支えてきてくれた方々、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
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